ヘビの飼育日誌 vol.02 [1998年11月12日]




昼間から、お風呂。

11月12日(木)
 最近は寒くなったせいか、全体的に餌食いが良くない。とくにしろてんとジゴロは食が細くなり、とても心配だ。いつもの調子でピンクとファジーを解凍すると、必ず余ってしまい、カバヴーとお嬢にそれを食べてもらっている。
 そう、カバヴーはそれでこそいつもの調子なのだが、最近はお嬢の食欲が凄い。与えれば、ファジー3にピンク3ぐらい食べてしまう。ハンドリングがうまくいかない彼女に対し、せめて餌ぐらい良く食べてくれて嬉しい……などと思い、食べるだけ与えていたら、あっというまに太ってしまった。
 これはまいった。「お嬢様、太り過ぎ!」と今さら怒ってみても悪いのは私である。無理矢理ダイエットさせるわけにもいかないし、もうしばらくしたらなんとか広いケージに移して運動させたいとは思っているのだが。




こんなに大きさが違うんです。

●しろてん(L.g.californiae)
 ジゴロ同様しろてんも餌食いが良くない。やはり、上方向からの刺激に弱く、上から餌を与えようとするとすぐ興奮して食べるどころではなくなってしまう。
 ケージの狭さもあるのだろう。引っ越しまであと少しだ。
 そしてしろてんがここしばらく臭かった。理由は分からなかったのだが、なんだか臭い。どう嗅いでみても臭くて、身体の白い部分もなんだか黄色い。なんでだろう? どうしてだろう? と、ず〜〜〜っと考えていたのだが、どうやら身体が大きくなったために水入れに入れなかったらしい。
 けっきょく汚れて臭かったのだ。水入れの入り口を改造したら、水に浸かってさっぱりしたらしく、色も白に戻り臭く無くなった。
 よかったね、しろてん。




みちゃ、イヤ。

●ポンチョ(L.mexicana)
 ポンチョも脱皮したが、これもやはり事前にはケージ内に水入れしかなかったので、ジゴロの所に入れてあった流木を入れてあげると、まってましたとばかりに脱皮した。あたらしくケージをセットする際にはそれぞれに流木を入れようと思う。
 最近蛇達の水入れを全部大きなものに取り替えたのだが、その中に糞をするのはやめて欲しい……。




風呂上がりのお嬢……ちょっとデブ。

●お嬢(L.c.calligaster)
 カバヴー、ジゴロに続き、10月26日にお嬢が脱皮した。体色はだんだんコントラストを失い、うすいオレンジピンク一色になりつつある。
 掃除と共に、またハンドリングを試みた。掴まれるのを嫌うので、自発的に腕に巻き付くようにさせ、逃げ出そうとした時だけ、それを防ぐようにしたら、いつもよりはまともな接触を保てた。しかしそれとてもハンドリングには程遠いのだが。……気分的には1/3歩前進と言った感じである。




カメラにビビって逃げるジゴロ。「お〜い……」

●ジゴロ(L.g.nigritus)
 10月25日にジゴロが脱皮した。ダニ対策のためにケージ内に人工シェルターと水入れしかなかった為、脱皮の切っ掛けがつかめない様子だったので、枝の多い流木をいれたらあっさり脱いでくれた。
 心配していた鼻先の傷もほとんど治り、もう1回脱皮すれば完全に分からなくなるだろう。
 最近のジゴロは餌食いが良くない。寒さもさる事ながら、どうやら上方向から餌を与えるのが良くないようで、横方向からそっと与えないと食べない。
 寒さも手伝っての事と思うが、ケージ内の暖かい場所、とりわけパネルヒーターを敷いた上にいることが多くなってきた。




食欲がなさそうに食う。面倒くさそうに食う。だけど、いっぱい食う。

●カバヴー(H.nasicus.nasicus)
 カバヴーがやっと脱皮した。我が研究室にやってきてから2度めの脱皮である。脱ぐ前は茶色くくすんでいた体色が、鮮やかなオリーブグリーンになり、食欲も旺盛である。
 しかし、脱皮1日前でもファジーを一匹与えたら、すんなり食べてくれた。……だもんで、まさか今日脱ぐとは思っていなかったのだ。
 ハンドリングもできるようになってからは、だんだん人慣れしてきて、餌を与える時も威嚇することは無くなった。
 それにしてもこの太短さはなんなんだろう(笑)、カワイイ。




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