ヘビの飼育日誌 vol.08 [1999年8月10日〜8月13日]
テキストはないが、なぜが写真はいっぱいあるブイヨン。
8月10日(火)
昨日はしろてんが脱走して大変だった。
私は夏休みをとっていて、朝から蛇ケージの掃除などを行った。その時に蓋がしっかり閉じていなかったのか、午後になったらしろてんの姿が見えなくなってしまったのだ。
最初、飼育部屋がどうも蛇の糞臭く、朝に床材のキッチンペーパーを替えたため気持ち良くなって誰か糞をしたのかと思った。それで一つずつケージを覗いたのだが、誰も糞をしていない。それどころか、しろてんがすっかりキッチンペーパーの下に隠れている。うん、隠れている、隠れている、アレ? 隠れている? ……隠れている訳がない!!
その時になって初めて異変に気付き、辺りを捜索にかかると、すぐに臭いの元が見つかった。ちょうど3段重ねの衣装ケースの下にでっかい糞が。これがしろてんの糞で、しかもまだ柔らかい。したばっかりのようだ。
さらに探すが、熱帯魚のアングル下にも、ビバリウムケージの横にも、肺魚の水槽の中にもいない。
最後に押入れの中を探すと、一番奥の釣り竿の脇に白黒の細長い生き物が……。
ということで、無事にしろてんを保護した。我が家には熱帯魚の水槽などが有り、そこに入られてしまったら一貫の終わりなので、非常に怖い。
やはり何と言ってもプラケが狭すぎたのだ。
そろそろマジで蛇ケージを製作しなくては。
◆
にこたんがかなり大きくなってきた。そろそろハチクラで雌雄判別してもらおう。
◆
しろてんが逃げ出している頃、私と衛生管理部長は今年の8月1日にオープンした「マックス・レプタイル」という爬虫類ショップへ赴いた。
高円寺の一通ホコテン地獄にはまりながら、なんとか辿り着いたお店は、なかなかの安さと品揃えであった。
ほぼ8割が蛇で、残りはタラとゲッコーだった。
蛇の方はナミヘビよりボア&パイソンに力が入っているようで、特にボアコンは数が多くバリエーションも豊かだ。その他、眼を引いたのはエメラルドツリーボアのアマゾンベースン、ウォマなど。そんな中にかなり美しくサイズも手ごろのジャングルカーペットがいた。残念ながら売約だったが、あれが売約でなかったら、私は多分買っていただろう。
ナミヘビはコーンとキング、ミルクが揃っていた。なかでもオープンセール価格のネルソンミルクはホントにお買得価格で、これまたもう少しで買いそうになった。ホンジュランのアネリスティックが売っていて、こちらも欲しい。
私が気になるところでは、ノブロッチが安く売っていたが、我が家の個体の方が赤味が強く模様がくっきりしているように思えた。さらにコナントミルクも安価であったが、こちらもハチクラの個体の方が赤く美しいようだ。
店自体は清潔な感じで案外と広く、なかなか過ごしやすい。ただ、店員が喫煙者であり、店が禁煙でないのが惜しまれる。そもそも生き物を扱う店なんだから、どこもかしこも禁煙であるべきだ!と私なんかは思う訳だが、なかなかそう思うようにはならない。
たばこが開発されてからどれぐらい経つか知らないが、そろそろたばこも地球に優しくして欲しい。というか、私に優しくして欲しい。
話は逸れたが、マックス・レプタイルはなかなか良いお店であった。今回はオープン後、変に時間が経ってしまっていたため、売約の札がついた個体が多く、衛生管理部長などはせっかく気に入ったカリキン・バナナを見つけたにもかかわらず、購入することができなかったので、また今度来ようということになった。
ハチクラから近いと言うのもまた行きやすさの一つだ。
◆
ポチ子がまた脱皮のようだ。順調に育っている。この調子であと4カ月。
◆
ノブとロッチー。
ノブとロッチーに給餌をした。8月1日にハチクラで給餌、4日後の5日に我が家で給餌、そして今回、9日に給餌。これで4日サイクルの給餌がきちんと行われたことになる。
前回、ロッチーにはSピンクを2匹で、ノブには1匹であったが、今回はノブにも2匹与えてみた。極小のSピンクだったので、大丈夫だろうと踏んだのだ。ノブとロッチーには給餌の際、ピンクの四肢を切り取って与えている。こうすると飲みやすさが格段に違う。ロッチーなどはほとんど水でも飲むかのようなスピードでピンクを飲んでしまう。
いつ頃か見当もつかないが、ロッチーの方は次回脱皮が済んだらピンクマウスに移行できそうだ。
◆
キングに押され気味のカバヴーだが、こちらもかなりケージが狭い。しろてんたちのケージを造るのと同時にカバヴーのケージも造る予定である。
8月13日(金)
一昨日、WSで温湿度計を購入した。今までは、エアコンの設定温度を信じて26度に設定したら、まぁ、だいたい28度ぐらい、と勝手に思い込んでいたのだが、これでハッキリと飼育部屋の温度がはかれる。
さっそくエアコンから一番遠い場所に温湿度計をおいて、温度と湿度を測ってみる。温度は「28度」おぉ、バッチリだ。そして湿度は……「85%」。うげっ、85%?!
どおりでムシムシするはずである。さっそくエアコンの運転モードをドライに切り替えた。すると3時間程で湿度は「60%」ぐらいになり、次の日の朝には「50%」にまで下がっていた。さすがに50%は快適だ。
◆
そして今朝、お嬢がケージの外にいた。驚いた。お嬢まで脱走できてしまうとは、やはりこのケージ、駄目だ。
簡単にアイデアをまとめた蛇ケージの案を先日やっと鶏冠さんにメールで送り、この方向で行ってみようと言うことになったので、近いうちに製作開始できると思う。そうしたらやっとしろてんとお嬢とジゴロは逃げることなく、ポンチョとカバヴーは広々と、人間ともども安心して暮らせると言うものだ。
はぁ〜、待ち遠しい。
広々だね、しろてん。
結局、ハチクラ交流会のビンゴ大会で衛生管理部長が当てたレプロ600はしろてんを入れることになった。とりあえず、オリジナル蛇ケージができるまでのあいだはしょうがない。
そろそろ脱皮らしく、目が曇ってきた。今度脱いだらどんな大きさになるのか楽しみである。やはり一番最初に飼い始めた蛇なので我が家では一番大きいし、一番思い入れも深い。
にこたんは昨日脱皮した。脱ぎたてはやはり肌の艶が良く非常に綺麗だ。
そろそろマジで雌雄鑑定してもらおうと思っている。もしくは自分でやるか。
ポチ子もにこたんと同じく昨日脱皮したようだ。お腹が減っているらしく、ケージ内をうろうろとうろついている。
食いがよくて一安心。
餌食いに少々不安があったノブだが、2回目からはかなり安心感のある食い方をしてくれている。昨日、糞をしたのでお腹がすいたのか、ケージ内、とりわけプラケの蓋の内側のフチに這い登ったりしてウロウロとして落ち着かない。
Yahoo!掲示板で前回のマウンテンを失敗したことも有り不安になって、またcopulationさんにいろいろと教えてもらっている。
マウンテンはやはり、給餌の際にあまり多量にしない方がいいそうだ。そういえば、マウンテンのやまちゃんが食わなくて相談を持ちかけた岡田さんもマウンテンには少量給餌を実行していると言っていた。
4日おきサイクルだと、ほぼ、消化排泄したらすぐ給餌というタイミングになるので、食べられるサイズのマウスを1匹ずつで良いのだ。今日からはそうしてみようと思う。このやりかたでも岡田さんのやりかたよりはかなり多いと言うことになるのだから。
ロッチーの方が少々大きい。
ロッチーはだいぶ大きくなった(気がする)。なんか、トグロをほどいて「びょーん」と伸びている時に、初めてその大きさを実感することができた。なんだか、思っていたより随分デカくなっている……と。
購入時に、多分こっちの個体がメスでしょうと言われたのがロッチーなのであるが、やはりきちんと調べておこうと思い、簡単な雌雄判別のやりかたをcopulationさんに教わった。近いうちにこのやりかたで雌雄判別をしようと思う。どうせだから、一緒ににこたんもやってみようか……。
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