ヘビの飼育日誌 vol.18 [1999年2月7日〜2月10日]


2月7日(月)
 最近は気温が高くて困っている。
 冬眠組の様子を見に言ったら、シシバナのカバヴーとプレーリーのお嬢は完全に目覚めているようだった。最高最低温度計は最高温度が20度まで上がったことを示している。
 カプチーの冬眠第一段階を開始したこともあって、こちらの先行組は、更に寒い場所へ移動することにした。といっても隣の部屋であるが。
 段ボール箱を用意して、中にケージごと蛇達を入れる。その際、ジゴロの水が切れていたので、水入れを洗って新しい水を入れておいた。更に他の蛇の様子を見ると、カバヴーが脱皮していた。もしかすると冬眠させていた部屋の方が、飼育部屋より湿度が高いのかも知れない。きれいにズルッと脱げていたので驚いた。
 ブラックメキシカンのジゴロとヌエボレオンのポンチョは意外としっかり眠っているようだった。ケージをガタガタさせても動く様子がない。しろてんも多少動きはしたものの、ぼんやりしていると言った感じだった。このまま無事に冬眠を体験して欲しいものである。
 来週までにはカプチーの冬眠を本格的に開始し、そして次はついに交尾だ。


 飼育部屋にいる連中には全てミズゴケ入りタッパーを設置した。とくに、室内温室に入っているたま子とチロルは乾燥が激しいらしく、ミズゴケ入りタッパーを入れてやると、ずっとそこに潜っている。
 マリオ、ピーチのペアも同じく潜りっぱなしになり、とくにピーチは脱皮前後と言うこともあって、1日のうちに何度か観察しても完全に潜ったままでいるようだった。
 今回タイミングが良かったのはぽち子で、脱皮直前と言うこともあり、待ってましたとばかりに潜っている。チビ連中は小さいタッパーで、ポチ子とにこたんには大き目のタッパーにした。
 マウンテンのペアにもタッパーを入れたが、こちらはケージを大きくしたこともあり、未だ落ち着かずケージ内をフラフラしている。
 チビカリキン連中がぐんぐん育ち、すでにマウンテンを抜いてしまった。太さも随分出てきたが、これでやっと最初に飼ったカリキンのしろてんサイズだ。今、この連中をハンドリングするとあのころのしろてんを思い出す。そう思うと、このカリキン達は随分小さなうちに我が家に来たのだと実感する。それに、冬眠しているしろてんも本当に大きくなったものだ。
 前回給餌から1週間、今回もピーチは冷凍マウスを食ってくれた。前回よりも抵抗が無くなったように思う。これで本当に安心だ。今年いっぱい沢山食べて、来年にはブリーディングしたい。
 関根さんちからきたブラックアルビノのコーンはジャックという名前になった。最近は脱皮だったためあまり観察していないが、カリキンとかとは餌に対する攻撃が違っていて面白い。





新入りのカリキン。ハイホワイトのオス!


2月10日(木)
 一昨日の夜、つまり2月8日の夜に、MAX Reptileでカリキンを衝動買いしてしまった。またしても。
 そのカリキン、ほとんどおさまっていた私の購買欲をそそってくれたそのカリキンは、なんと我が研究室で求めてやまなかったハイホワイトの雄なのだ。
 これでまた、来年に向けての野望が逞しくなったのは言うまでもない。サイズも今いる連中とぴったりだし、なにしろ「雄」なのだから。
 ハイホワイトの雌であるたま子と小町にこの雄をかければ、かなりの確率でハイホワイトがとれるだろう。となれば、チロルは白味の強いクレイジー作出にまわせるし、あるいはどちらかの調子が悪かった場合に、問題回避できる可能性もある。
 このカリキンの他、MAXにはかなり良い個体が揃っていた。ブロッチタイプのフィフティもかなり欲しかったし、ヌエボレオンも欲しい個体がいた。このヌエボレオンが、雌ならば買っていたのだが、雄だったので諦めた。まぁ、もし我が研究室の資金に余裕が出てその時まで売れ残っていれば手に入れてしまおうと思っている。


 ミズゴケ入りタッパーはかなり好調で、入れたそばからみな潜ったり、その上でトグロを巻いたりしている。とくに温室内の連中と、脱皮前後である個体にはかなり有効だ。アドバイスくださったペギミンさんに感謝である。
 本当は冬眠組のケージにも入れてやりたいが、あんまりいじりたくないので、今年は諦めることにした。
 ここ何日かで気温が上がったり下がったりし、最高気温は20℃で最低は7℃、こんなんで大丈夫なのだろうか?
 しかし、夜間の温度が一定して下がっているので、カプチーの予備冬眠は順調に進み、日に日に動きが少なくなっている。今週末にはもう少し寒い場所に移し、本格的な冬眠を開始するつもりだ。



白い部分に黒いシミがほとんど入らない。
ともするとリバースストライプと呼んでも良いかも。


 MAXで買ったカリキンは当日の夜雪が降っていたため雪之丞と名付けた。
 購入の際、ハンドリングさせてもらい、さらに雌雄鑑定もしてもらった。その時に、「随分大人しいな?」と思っていたら、なんとその日の夜に脱皮であった。明けた次の日には、我が家のカリキン達同様エサを求めて這い回っていた。やっぱこいつも噛んでくるのだろうな。



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