ここで紹介するのは、ごく初歩的かつ簡単なビバリウムのセットアップ方法です。
よく、ビバリウムは難しいのでは?との声を聞きますが、
正直言って私にも難しいのか簡単なのか良く分かりません(笑)。
なにせ、私もまだ3回しかビバリウムをセットしたことがないのですから……
それでも言えることは、「意外と簡単な仕組みでもビバリウムは造れる。」ということです。
先にも言いました通り、ここに記すのは初歩的な方法ですので、
これをベースに、後はあなたのアイデア次第と言うことです。
アイデア次第……そこが一番難しいところであり、楽しいところであり、
そして、ビバリウム・セットアップの奥深いところなのでしょう。
◆注意!!◆
ここに書いたビバリウム・セットアップ法は、
Wild Skyの店長、松園さんから教わったやり方に、
私の勝手な解釈&判断と、少ない経験からえた
独自のノウハウを混ぜ込んだものです。
簡単な、ビバリウム・セットアップ法
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【適当な水槽を用意】
自分の飼育する蛙の大きさ、匹数に応じて、適当な水槽を用意します。
この、蛙の大きさと匹数に応じて、というのもなかなか難しく、
小型の種類でも広いスペースを必要とするものもいます。
匹数を4、5匹とした場合、一般的に小型の種類なら45cm水槽、中型の種類なら60cm水槽、
大型になる種で90cm水槽という感じでいいと思います。
その際、多くの植物を植えることを考えて、高さがあるとよりいいです。
今回は「簡単に」を重視して、規格の60cmガラス水槽を使うことにしました。
一番手ごろで出回っているサイズの水槽ですね。
今はビバリウム専用のケージなども専門店には売っていますので、
そういった物を使うのも良いと思います。
Wild Skyのオリジナルケースはこちら……
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【床材の用意1】
ビバリウム用の床材を用意します。
ビバリウムの床材には様々な目的がありますが、とりあえず植物を植え込むことを考え、
一番下に水はけの良い中性軽石を敷きます。
最後に水を入れる際、水槽の水位を軽石の深さまでにするため、軽石の厚さは2〜4cmほどとします。
これにはビバリウムの湿度を保つ為に水を循環させ、その際に植物が根腐れ等を起こさないよう、
深さを造る目的もあります。
これらの用品は、Wild Skyで売っています。
Wild Skyのビバリウム用品はこちら……
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【床材の用意2】
今回、レイアウトの構想が途中で変わってしまい、急遽用意した土です。
園芸用品店で簡単に手に入る、赤玉土と腐葉土。
床材の基本は、「植物を植える為」ですから、
こういった物を流用して良いと思います。
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【飼育水の循環器】
床材内の飼育水を循環させる為に底面濾過器を用意します。
この場合は濾過をするのが目的ではなく、水を動かすのが目的ですので、
とくに工夫するのでなければ、簡単な底面濾過器で良いです。
たとえばタイマーでシャワリングするとか、チューブで水を引いて
流木の間から流すとか、そういう仕掛けをしないのならこれで充分。
写真は、私がもっとも信頼してない底面濾過器……。
昔の底面濾過器はどこに……。はぁ、愚痴ってもしょうがない(笑)。
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【底面濾過器をセット】
最初に考えなくてはいけないのは、ビバリウムをどこに設置し、
周りはいったいどのような状態になるのかということです。
蛍光燈や蓋の仕様、それに付随してのコンセント位置や、エアーポンプをどこに置くのかなど。
それにより水槽のどちら側に立ち上げパイプがくれば良いか考慮し、底面濾過器をセットして
下さい。
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【床材を入れる1】
底面濾過器の位置を決めたら、先ほど用意した中性軽石をセットします。
その際には、軽石を3、4回軽く水ですすいでください。バケツに入れ、お米を磨ぐような感じで。
軽石の厚さを2〜4cmぐらいにする為、5リットルの軽石を用意しました。
大き目の粒を3リットルに細かいのを2リットルです。下に粒の大きいのを入れ、
その上に細かい粒の方を入れます。写真では、軽石の量が倍になっていますが、
あとから多すぎるという事に気がつきました。上記の量で十分足りるとおもいます。
※注意!!
写真では、底面濾過器の立ち上がりパイプが通常の長さのままになっていますが、
実際は、床材を入れる前に水位を決定して、短く切ってください。
そうしないと、後から立ち上がりパイプを抜いて切る羽目になり、とんでもない苦労をします。
(経験者:談)
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【床材を入れる2】
中性軽石の上に腐葉土と赤玉土を混ぜたものを入れます。
分量は適当です。ここでは腐葉土1リットルと赤玉土0.5リットルを混ぜ合わせました。
レイアウトを考えて、右側にゆったりとしたスロープを設けます。
そしてスロープ部には、あまっていたアクアソイルのアマゾンを使用。
……この、「余っていた」っていうところが、適当かつ簡単ビバリウムセットアップの
基本理念に通じてます(笑)。
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【背面にヤシパネルをセット】
背面にヤシパネルをセットするんですが、手順をまったく間違えてしまいました。
紛らわしくて申し訳ないです。
ヤシパネルは、底面濾過器をセットした後、
中性軽石などの床材を入れる前にセットしてください。
セットした感じは写真のようになります。
ヤシパネルは名前の通りヤシの屑(?)を圧縮して作られています。ですので、フンワリ軽く、しかも
適度な硬さがあり、適当な大きさに切るなどの加工が簡単です。
この際、完全に隙間のできないようにセットしてください。特に背面ガラスとの隙間は
絶対につくってはいけません。そこにカエルが潜り込んで抜けられなくなり、
死んでしまうという事故が起こりうるからです。
コツとしては、ちょっと大き目に切って、ギュっと詰め込む感じにすると良いでしょう。
保湿力もあり、柔らかいので簡単に植物が根をはることもできます。そのうえ背面を蔽うことにより、
ヤドクガエルが落ち着くという効果もあるようです。
そしてまた、なにより見た目が良いです。
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【レイアウト用のマテリアル1】
レイアウト用の素材は好みで構わないです。
流木や石など、園芸店で購入しても良いですし、形の良いものを拾ってくるという手もあります。
写真は、Wild Skyで売っていた、苔付き流木&苔付き石。かっこいいので思わず買ってしまいました。
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【レイアウト用のマテリアル2】
シェルターの設置
地上棲の蛙を飼う場合には、シェルターとなるものが必要です。
写真はココナッツ・ハットと呼ばれるもので、質感や見た目からもビバリウムにマッチするでしょう。
これを糸鋸で半分に切るなどし、ビバリウム内の適所に伏せて置き、シェルターにします。
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【レイアウト用のマテリアル3】
シェルターの設置
また、地上棲種では、多くの場合シェルターの陰になるシェイドの部分で
産卵します。ですので、シェルターの下に薄く水をはったシャーレなどを置いておきます。
写真は、プラスチック製のシャーレですが、蓋を利用します。
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【レイアウト用のマテリアル4】
シェルターの設置
シャーレと同様に、プラスチックカップの蓋も利用できます。
深さは必要なないので、用意できるなら、こちらの方がより向いていると言えるでしょう。
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【レイアウト用のマテリアル5】
シェルターの設置
シャーレの蓋に水をはってみました。
見えるでしょうか?
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【レイアウト用のマテリアル6】
シェルターの設置
同じく、プラカップの蓋にも水をはってみました。
だいたいこんな感じになれば、シャーレの蓋やプラカップの蓋に限らず、
どんな素材でも構いません。
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【レイアウト用のマテリアル7】
シェルターの設置
ココナッツハットと組み合わせてみました。
これをうまくビバリウムの中に設置してください。
ただし、水をはったシャーレなどが必要になるのは、産卵可能な状態の蛙がいる場合だけですので、
幼体を飼われる方は、当面必要無いです。
その場合、蛙が成熟し、雄のメイティングコール
(鳴き声)が聞こえ始めてから、シャーレなどをセットするといいでしょう。
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【レイアウト用のマテリアル8】
水草を利用する
これは、熱帯魚店などで売っているウィローモスという水草です。
これを後から出てくる、流木などに巻き付けて使用する事もできます。その場合、シャワーなどで
随時多少の水がかかっている状態が望ましいですが、ビバリウム内の高湿度の場所に設置できれば、
空気中でも育成可能です。ただし、朝晩たっぷりと霧吹きしてあげないと、
やはり渇いて枯れてしまいます。
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【レイアウト用のマテリアル9】
水草を利用する
上と同じく、こちらもポピュラーな水草で、ミクロソリウムという種類の草です。
ウィローモスと同様の使用が可能です。
※他に使える水草として、丈夫な種類のクリプトコリネ、アヌビアスナナなどがあげられますが、
いずれも気中葉になっている事が条件です。
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【レイアウト用のマテリアル10】
流木も利用価値が高いです。これらを利用する事によって、より立体的な
レイアウトが可能となります。
前述した水草を巻いて、そこにごく弱く水を流してあげれば、湧き水が滴っているような
イメージを実現させる事もできます。その場合、吸い上げポンプが必要で、
ビバリウム・システムの関係上、床材はより薄くしなくてはなりません。
山ゴケなど、完全な気中で育成が可能なコケを巻き付けるなら、その必要は無いでしょう。
当然、なにも巻き付けなくても構いません。それは、レイアウトをする人の好みの問題ですから。
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【レイアウト用のマテリアル11】
流木同様、利用価値の高いのがコルクシェルターと呼ばれるものです。
これは、そのままシェルターとしても使えますし、半分土に埋めたり、
樹の幹を模して立てて使うなど、
イメージにより様々な使用が可能な素材です。
案外柔らかく、切断・加工には多少頑丈なカッターナイフがあればOKです。
私の愛用は「赤ギザ」で、使用の際は思わず翔丸の気分です(笑)。
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【レイアウト用のマテリアル12】
上記二つの素材(流木&コルクシェルター)に水草や、コケを巻き付ける為に、
ビニタイを使用します。
カモフラージュの意味でも、緑色のものの方がいいでしょう。写真は洋蘭用のもので、園芸店や
ホームセンターの園芸コーナーで手に入ります。
このビニタイは、水草や苔が流木などに活着するまでのあいだ固定するだけで、
1ヶ月もして植物が自然に活着したら、はずしてしまいましょう。
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【レイアウト用のマテリアル13】
わざわざ説明するのもどうかと思いますが、こんな風にねじって使います。
……そんなこたぁ、解ってる!!(笑)
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【レイアウト用のマテリアル14】
ビバリウムで使用する植物
ヤドクガエルのビバリウムには、
水槽サイズが許す限りの植物を植える事をお勧めします。
おりからの園芸(ガーデニング)ブームで、いまやそこかしこに観葉植物専門店ができ、
これでもかっ!! というほどの観葉植物を売っています。
その中から適当に気に入ったものを選び、ビバリウムの中に植えてください。
その際、高温と高湿度に耐えられる種類を選ぶ事が重要です。
写真は、向かって奥左から、シンゴニウム、???、カポック、そして手前にあるのが、プミラです。
残念ながら、うちのビバリウムではシンゴニウムが枯れてしまいました。
当方も、今はまだ暗中模索の状態で、植物について「コレ!!」と言えるものが少ないのです。
申し訳ありませんが、植物については今後の更新にご期待ください。
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【レイアウト用のマテリアル15】
ビバリウムで使用する植物
これは、ネオレゲリア(Red of Rio)です。
他の観葉植物と違って、こういったアナナスと呼ばれる種類の植物は、ヤドクガエルの飼育には
欠かせないものです。
これら、パイナップル科の植物は、葉と葉の重なり合った部分が筒状になっていて、
ここに水が溜まり、そしてヤドクガエル達の隠れ家にもなります。
彼らはこの葉腋に眠り、暮らし、産卵するのです。
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【レイアウト用のマテリアル16】
ビバリウムで使用する植物
これは、クリプタンサスです。
ビバリウム内は多湿になりますので、そういった環境に強い植物を選びましょう。
アナナス以外の簡単に手に入る観葉植物で、
私が実際使ったうち、多湿環境に強かったのは、ポトス、オリヅルラン、ペペロミア、プミラ、
プテリスなどです。
それらをふんだんに使い、ヤドクガエルにとってのいい雰囲気をレイアウトして
あげてください。
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【レイアウトの手順1】
まず、流木や石など、大きくて固定されるもので、レイアウトの
大まかな部分を造ってしまいます。
頭の中のイメージをどこまで再現できるか、そしてそれがカエルの為になるかどうか、
頭と腕の見せ所です。……といいつつ恥ずかしいレイアウトですが(笑)。
今回は、右側に浅い水場を設ける為、流木で土をおさえるようにしています。
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【レイアウトの手順2】
ネオレゲリアを中心にレイアウトを組んでいきます。
向かって右側に水草付きの流木を置き、短く切った立ち上がりパイプを隠します。
今回は、植物が育った時のことを考えて、少な目の植え込みにしてみました。
私は毎回「植えすぎ」で失敗しているので、植物を買う際は、「これじゃ足りないかな?」
ぐらいで止めておくのがコツです。
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【ビバリウムの設備1】
蛍光燈
植物が育つだけの光量を用意してください。
写真は、60cm水槽用の2灯ライトです。
本来ならば、温度が上昇しないように、
ビバリウムの上に直接乗せる事はせずに、上から釣り下げるかしてビバリウムの上面から
距離があった方が良いです。
植物に対する光というのは、少量を長い時間あてていても無駄だそうで、強い光を短時間あてる事が
重要だと聞きます。ですので、できるなら2灯ライトをふたつ用意できると良いでしょう。
蛙に関しては、私が飼育した限り、明るさによって臆病になるという事はありませんでした。あと、
飼育には微量な紫外線が必要という説もあり、レプチサン2.0を使用しています。
紫外線に関しては、無くても飼育できるようですので、
好みと予算に応じて用意されて構わないでしょう。
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【ビバリウムの設備2】
温度計
温度計は簡単なもので構いません。写真のような小さな温度計を、
ヒーターに影響されない場所に設置します。
大体、地表の温度が25〜28℃(昼間)ぐらいが、ヤドクガエルの飼育温度の目安です。
蛙の種類によって多少違いますので、サーモスタットによって調節してください。
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【ビバリウムの設備3】
金網蓋
これは金網の蓋です。
60cm規格水槽用の蓋ですのでぴったりと蓋ができます。
ヤドクガエルを飼育する際、蓋はもっとも重要な設備の一つで、
絶対にいかなる隙間があってもいけません。
ヤドクガエルは、「こんな所から……」という隙間から脱走してしまいます。
玉水さんから頂いた言葉の中に「小さな昆虫を飼う感覚で」というのがありました。
本当に、身を持って実感しました。
そして、この金網蓋、欠点が二つあります。
一つは、「ハエが逃げる」事、もう一つは「湿気も逃げる」という事です。
ハエはまぁ、飼い主さえ我慢すればいい事なのですが、湿度が低くなりすぎるのは頂けません。
ですので湿度に関しては、この金網蓋の上にガラス蓋を乗せて対処します。
普通の熱帯魚用で売っているガラス蓋を2枚乗せ、スライドさせて湿度を調節します。
湿度は、飼育するカエルの種類にもよりますが、ビバリウムの一部がいつも結露しているぐらいが
ちょうどいいようです。
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【ビバリウムの設備3】
底面濾過用エアーポンプ
言わずと知れたエアーポンプ。俗に言う「ブクブク」です。
写真は、私が絶対の信頼を置いている「アデックス101」。
私がエアーポンプといえばこのアデックス101をさします(笑)。
作動音が静かで、パワーも無段階調節でき申し分ないエアー量を排出します。
ただ、神経質なカエルでは、震動を嫌うものもいますので、ビバリウムから
離した場所に置くか、アングルなどにぶら下げるといいでしょう。
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【ビバリウムを設置する】
以上のような準備を経て、やっとビバリウムの設置にたどり着きます。
アングルに蛍光燈を置き、その下にビバリウムを設置します。
写真では分かりづらいかもしれませんが、蛍光燈は蓋の上に直接乗っかっていません。
こうする事によって、ビバリウム内の温度が必要以上に高温になるのを防ぎ、
メンテナンス上は、蓋がいつでも自由に開けられ、毎日の給餌に便利です。
給餌の際に蛍光燈を動かすと、それだけで震動になり、蛙が驚いてしまいます。
飼い主にもカエルにも優しい設計を心がけましょう。
設置の際に、パネル式のヒーターを敷きます。
写真にはありませんが、水槽の下、もしくは後ろにパネルヒーターを設置し、
温度を調節します。
ヤドクガエルの飼育温度は20℃〜28℃で、夜間は18℃ぐらいまで下げた方がいいそうです。
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ヤドクガエルを導入する
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【ヤドクガエルの導入】
ビバリウム設置後、1ヶ月ほどしたら念願のヤドクガエルを導入します。
その間に、植物が育ち、中には枯れるものもあるでしょう。そうやって、ビバリウムは
有るべき姿に落ち着いていきます。
それに要する時間が、大体1ヶ月ということです。
ビバリウムが落ち着いたところで、ヤドクガエルを導入します。
飼育中、最高の一瞬のひとつです。
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【導入されたヤドクガエル】
しばらくは、ビバリウムの前でほうけましょう(笑)。
あなたの努力が報われる最初の瞬間です。
そしていつまでもこの瞬間を忘れない事です。そうすれば、ビバリウムに対する
熱意も薄れる事はないでしょう。
そして、案外多いのがカエルによってビバリウムの欠点を突かれるという事です。
新しい世界に放たれたヤドクガエル達は、おどおどしながらも、丹念にビバリウム内を
探索します。
この時に、飼育者が見落とした思わぬ落とし穴を、蛙たちが発見してくれる事があります。
本来、あってはならない事なのでしょうが。
そしてもし、そんな欠点があったら、すぐに直しましょう。
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【ヤドクガエルの生活】
カエル達は日を追う毎に、本当の生活を営み始めます。
時には喧嘩をしたりしている事もあるでしょう。それがあまりひどい時には、
シェルターを増やしたり、植物を増やしたりして対処するか、
どちらかの個体をビバリウムから出してやります。
また、植物があまり枯れたりするようなら、
なにか環境がおかしい場合がありますので、原因を考え、対処しなくてはなりません。
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【ビバリウムを維持する為のケア】
設置したビバリウムに、毎日霧吹きをします。そして、時々水位を見て、
飼育水が少なくなってきたようなら、中和した水を継ぎ足します。
カエル達には、毎日適量のハエを与え、ガラス面などに付いた糞は、
時々取ってやりましょう。
植物がうまく育っているビバリウムなら、長い間これだけの世話で飼育を続ける事ができます。
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■最後に……
今回は、初心者である私が、これから始めようという人へのアドバイス的なものにとどめました。
しかし、ごくごく簡単にではありますが、実際の作業にそくした説明ができたと思います。
中には手順を間違えているところもありますが、庭先でやったらあまりにも蚊が多くて、
集中力を失ってしまったのです。……面目ない。
このページを見てもらい、一人でも多くの方が上手にヤドクガエルを飼ってくれるといいな、と思っています。
このページについては、まだまだ至らない部分が多いので、随時直していくつもりです。
そして、すでにビバリウムでのヤドクガエル飼育をなさっている方からの、
ご意見・ご指摘もお待ちしております。
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