飼育日誌 vol.02 [1998年7月6日〜7月12日]




水入れから出てきたところ。


もっと、水入れから出てきたところ。

7月6日(月)
 ハンドリングどころではない。昨日なんとかピンクを食べてくれたが、そのあと水入れに入った 以外では全く姿を見せず、キッチンペーパーの下にもぐってそのままぴくとも動かない。
 拒食する訳でもなく、まったく動かないとは……?
 謎である。




キッチンぺーパーの下に潜っています。

7月7日(火)
 今日も昨日と同じく、全く動かない。なぜだろう? ずっとこのままだとしたらちょ っと恐い。
「お〜い、ポンチョ〜!! 元気出せよぉ!!!」




水入れの上にコルクを置いたら、そこに隠れるようになりました。

7月8日(水)
 糞をしたのでキッチンペーパーを取り替えようと思い、ポンチョの様子を観察すると、 眼が曇っているのを発見した。
「おおぉっ、そうか!!」そうである、ここ何日かの不可思議な行動は脱皮前の緊張だっ たのである。カリキンの方で慣れたつもりだったが、とんだ思い上がりであった。カリ キンとメッキンの差であるのか、単に個体の差であるのか分からないが、これだけ差が あるとむしろ笑ってしまう。
 いや、当然原因がしれたからではあるが。
 カリキンのシロテンが不良少女ぽかったのに対し、メッキンのポンチョは自閉症の子 供のような態度を見せる。……なんてことを書いておきながら、実はこれが脱皮の前兆 でなかったら、それこそ大変であろう。




今日は反対側から。

7月10日(金)
 ポンチョの身体に白いシワが浮かんでいる箇所が確認できる。もうすぐ脱皮だろう。多 分、今日か明日には……と思う。脱皮前だからなのかどうか、体色が嘘みたいにくすんで いる。




身体を半分水に浸けています。

7月11日(土)
 久しぶりにポンチョが姿を見せている。水入れの上にコルクシェルターをおいたら、その 下に隠れているのだ。
 ケージ内を確認してみると、ハイドボックスにひっかける形で脱皮した皮があった。
「やっぱり……よかった」喜びよりも安堵の感が強い。やはり一連の行動は脱皮前の緊張状 態だったのである。しかし、それにしてもカリキンとは全く違い、驚かされるものである。個体 差であったとしてもやはりこれだけ違うと驚いたことだろう。
 環境にもそれほど慣れていないうちから身体に異変が起きたら誰だって臆病にもなるだろ う。とにかくポンチョが無事に脱皮してくれて良かった。
 少し小さ目のファジーを与えると、嬉しそうに飲み込んでくれた。体色はまるで磨きをか けたかのように美しく復活し、我ながら「うちのポンチョはこんなに綺麗だったのか……」 と自惚れてみたりした。




脱ぎたての皮。

7月12日(日)
 まだ、ハンドリングには挑戦していないが、ポンチョの行動を見ていると、やはりカリキン のしろてんよりは神経質なように見える。単に環境に対する慣れの違いかもしれないが、第 一印象としてはそんな感じだ。
 脱皮も済み、これから本来の姿を観察できると言ったところだと思う。


これからが飼育の本番だろう。





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